施術前後の注意点を実際のお写真とともにご紹介します





切開を伴う手術では傷口の治癒の過程で必ずかゆみが生じます。術後1,2ヶ月ほどで自然に落ち着いていきますが、かゆみが我慢できない場合は、
市販のかゆみ止め(塗るタイプ/飲み薬いずれも可)をご使用ください。
術後2週間は通常通りの洗髪が行えないため、カサブタが付着した状態が続くのが一般的な経過ですのでご安心ください。術後2週間経過後からは、植毛前と同様のシャンプー/洗い方で洗髪が行えるようになりますので、このタイミングから付着しているカサブタがしっかりと取れるようになってきます。

赤みが引くまでの期間には個人差があり、早い方で約1か月、多くの方は約2か月程、体質によっては半年ほどかかる場合もございます。体質による影響が大きいため、明確に「いつまでに消える」とお伝えできず恐れ入りますが、いずれの場合も赤みは一時的な症状で、時間の経過とともに自然に解消していきますのでご安心ください。
手術後に「感覚が鈍い/つっぱる感じがある/軽い痛みがある」といった症状は、一般的に“しびれ”と呼ばれる症状になります。このしびれは切開をともなう外科手術において必ず生じる症状の一つで、植毛手術においても例外ではなく、頭皮に極めて細かな切開を行うため、しびれが生じます。
神経の再生とともに回復していく症状ですのでご安心ください。
赤みと同様に、しびれを感じなくなるまでの期間には個人差があり、早い方で約1か月、多くの方は約2か月程、体質によっては半年ほどかかる場合もございます。いずれにしても、時間の経過とともに必ず改善していきますので、どうぞご心配なさらずお過ごしください。
植毛手術をうけられた多くの方は、術後に後頭部や移植部に吹き出物(ニキビ/イボ)が生じます。
以下のような複数要因によって生じる一般的な経過ですので、特に気にされる必要はなく、遅くとも半年程で自然と改善されていきます。手術から2週間経過後は、通常通り洗髪いただけますが、控えめな洗髪を続けてしまっていると汚れが残ったままになってしまい、雑菌が繁殖することで吹き出物が生じることがございます。逆に、洗浄力が強いシャンプーや、熱いお湯で過度に皮脂を洗い落としてしまうと、かえって皮脂が過剰分泌されてしまうこともございますので、お客様の状態に合わせて洗髪方法を調整していただくことが大切です。吹き出物ができる原因としましては他にも、植毛手術で頭皮が刺激されることで炎症が起こり、吹き出物ができるケースや、ストレスによるホルモンバランスの変化によって吹き出物ができてしまうケースなど、複数の原因が考えられます。吹き出物ができた場合は、無理に潰さず、清潔な状態を保つようにしてください。
また、症状が強い/長引く場合には皮膚科を受診していただくようお願いいたします。
ショックロスは、手術の刺激で髪の成長サイクルが一時的に「休止期」に入ること生じる一時的な脱毛症状を指します。9割以上の患者様において、ショックロスが生じることが多数派ではございますが、必ずしも全ての方に生じるものではなく、「まったく起こらない」あるいは「ご自身では感じにくい」という場合もございますので、ショックロスの有無はあまり心配いただく必要はございません。ショックロスが起こらなかった場合、「毛周期」と呼ばれる髪の毛の成長サイクル(成長期、退行期、休止期)において、その髪の毛は手術の影響を強く受けずに、「成長期」のまま定着した状態と言えます。しかし、すべての髪の毛はいずれ「休止期」に入り、一度は抜けて再び生えてくることになりますので、どのタイミングで抜けるかは異なっていても長期的に見れば生え変わりを繰り返していくことに変わりはございませんので、ご安心ください。

植毛手術では基本的に、採取した株(ドナー)の髪質を引き継ぎますが、生え始めの時期は一時的にうねりや癖毛といった症状がでる場合がございます。
しかし、これは一時的な髪質の変化で、髪の抜け替わり(1~2年のヘアサイクル)を繰り返していく中で、他の毛質と同じように改善されていきますので、期間は掛かりますが経過を見守りください。
